新刊:『日本の男性の心理学』
柏木惠子・高橋惠子/編
『日本の男性の心理学――もう1つのジェンダー問題』
A5判上製カバー付,314頁,定価 3000 円(税込 3150 円)
ISBNコード 978-4-641-17347-7
2008年6月刊
◇日本の男性は変われるか?◇
ジェンダー問題は女性だけの問題ではない。柱となる6つの論点を概説し,さらに関連する日本の研究29編を紹介する。これまで見過ごされてきた男性の心理・行動の諸相を,ジェンダーの視点から科学的・実証的に明らかにした,日本初の「男性の心理学」。
〈目 次〉
第1章 ジェンダー視点に立つ男性の心理学の課題──なぜ「男性の心理学」なのか
◎研究紹介5編
第2章 ジェンダー意識の発達──男らしさもつくられる
◎研究紹介4編
第3章 夫婦関係における男性──男女の共同参画とは?
◎研究紹介5編
第4章 親としての男性──父にはなるが,父はしない?
◎研究紹介6編
第5章 職場の男性──ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて
◎研究紹介4編
第6章 心理臨床における男性と女性──心の発達とジェンダー
◎研究紹介5編
〈編者情報〉
柏木惠子 東京女子大学名誉教授
高橋惠子 聖心女子大学名誉教授