新刊:『松下電器の経営改革』
伊丹敬之・田中一弘・加藤俊彦・中野誠/編著
『松下電器の経営改革』
一橋大学日本企業研究センター研究叢書2
A5判上製カバー付,362頁,定価 3400 円(税込 3570 円)
ISBNコード 978-4-641-16310-2
2007年12月刊行
◇ 大規模かつ徹底的な経営改革の実相 ◇
2000年代初頭の深刻な業績不振から鮮やかに回復した松下電器産業。同社の抜本的な経営改革を詳述し,その意味を経営学の知見から読み解く。確固たる成功モデルを築き上げた企業が,環境の激変にいかに対応したのか。21世紀の日本企業を考えるのに格好の書。
〈目次〉
第1章 中村改革の意義=伊丹敬之
第2章 雇用構造改革=村上善紀
第3章 事業構造改革=兒玉公一郎
第4章 家電営業改革=福地宏之
第5章 管理会計改革とバランスシート改革=中野 誠
第6章 IT革新=首藤聡一朗
第7章 テレビ事業に見る中村改革=加藤俊彦
第8章 利益率に見る中村改革=岸本太一
第9章 不変の経営理念=田中一弘
第10章 中村邦夫会長インタビュー=中村邦夫・伊丹敬之
第11章 歴史は跳ばない,しかし加速できる=伊丹敬之
〈編者紹介〉
伊丹敬之 一橋大学教授
田中一弘 一橋大学准教授
加藤俊彦 一橋大学准教授
中野誠 一橋大学准教授