有斐閣書籍編集第2部

国際貿易論に焦点を当てた国際経済学の初級入門書。そのエッセンスを８～10ページの「ユニット」ごとにまとめ，数式をできるかぎり用いずに図や身近な具体例を用いて丁寧に解説。ITや環境政策が貿易に与える影響など，最新かつホットなトピックも充実。

〈目　次〉
　　unit０　序　国際経済学とは
第１章　比較優位
　　unit１　比較優位と分業の利益
　　unit２　比較優位と国際貿易
第２章　部分均衡分析
　　unit３　貿易利益
　　unit４　比較優位の決定要因
第３章　産業内貿易と規模の経済
　　unit５　産業間貿易と産業内貿易
　　unit６　規模の経済と製品差別化
第４章　貿易政策　基礎
　　unit７　関税・輸入割当の効果
　　unit８　保護貿易を擁護する主張
第５章　貿易政策　応用１
　　unit９　戦略的貿易政策
　　unit10　動学的規模の経済のもとでの貿易政策
第６章　貿易政策　応用２
　　unit11　アンチダンピングとセーフガード
　　unit12　アンチダンピングとセーフガードの経済学
第７章　国際貿易のルールと貿易交渉：GATTとWTO
　　unit13　GATTとWTOの歴史と現状
　　unit14　GATTとWTOの制度
第８章　サービス貿易とIT
　　unit15　サービス貿易の定義と現状
　　unit16　ITと貿易
第９章　地域貿易協定：FTAとCU
　　unit17　地域貿易協定の現状と制度
　　unit18　地域貿易協定の経済学
第10章　国際要素移動
　　unit19　多国籍企業と直接投資
　　unit20　労働の国際移動と外国人受け入れ問題
第11章　貿易と環境
　　unit21　貿易政策から環境への影響
　　unit22　環境政策から貿易への影響
文献案内
確認問題解答

〈著者情報〉
石川城太　一橋大学教授
菊地　徹　神戸大学准教授
椋　　寛　学習院大学准教授


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