« 編集室の窓:『書斎の窓』2006年10月号に掲載 | トップページ | 受賞:『顧客志向の新商品開発』 »

2006年9月29日 (金)

本の詳細:『リーディングス環境 第5巻 持続可能な発展』

淡路剛久・川本隆史・植田和弘・長谷川公一/編
『リーディングス環境』

→シリーズ情報はこちら


第5巻 持続可能な発展

A5判上製カバー付,372頁,定価 4300 円(税込 4515 円)
ISBNコード 4-641-07191-8
2006年9月刊

環境問題の深刻化に伴い,西欧型近代化の是非や真の豊かさとは何かが問い直され,従来の開発形態や発展パターンに代わる新しい理念が模索されるようになった。こうした《持続可能な発展》の概念に関する重要論攷を体系的に精選・抜粋し編集解題を付した。

〈目 次〉
解題●植田和弘
―――――第1部 地球環境問題―――――
東西冷戦の終焉と環境安全保障
●米本昌平『地球環境問題とは何か』より
オゾン層はどこまで守られているか
●松本泰子「オゾン層はどこまで守られているか:ウィーン条約10周年を迎えて」『環境と公害』第25巻第3号より
地球環境に関する条約
●地球環境法研究会編『地球環境条約集』第2版より
地球環境の統合評価
●森田恒幸・松岡譲「地球環境を統合評価する:科学と政策をつなぐプラットホーム」/松岡譲・森田恒幸「地球環境の統合評価モデリング:地球温暖化統合評価の最前線」環境経済・政策学会編『環境経済・政策研究のフロンティア』より
京都議定書(気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書)
●大沼保昭編集代表『国際条約集 2006年版』より
環境の場におけるアクター
●G. ポーター = J. W. ブラウン(細田衛士監訳)『入門 地球環境政治』原著第2版の訳より
―――――第2部 南北問題と環境―――――
持続的発展と国際環境政策
●植田和弘「持続的発展と国際環境政策:課題と展望」植田和弘・落合仁司・北畠佳房・寺西俊一『環境経済学』より
国際分業を通じた資源と環境の収奪
●寺西俊一『地球環境問題の政治経済学』より
エビ養殖・輸入とアジアの環境破壊
●末廣昭『タイ 開発と民主主義』/村井吉敬『エビと日本人』より
行き先のない強制移住:ナルマダ渓谷ダム計画(インド)
●鷲見一夫『ODA 援助の現実』より
カナダ先住民の生活と水銀汚染によるその破壊
●飯島伸子「生活と水銀汚染による:カナダ・インディアン集落予備調査報告」『公害研究』第5巻第3号より
フィリピンにおける公害被害の階層構造
●平岡義和「公害被害の階層構造:フィリピン・レイテ島の事例分析」『公害研究』第21巻第3号より
中国における人口流動と都市
●若林敬子『現代中国の人口問題と社会変動』より
―――――第3部 成長と発展を問い直す―――――
GNP指標と公害問題
●都留重人『公害の政治経済学』より
貧しさと豊かさ
●アマルティア・セン(池本幸生・野上裕生・佐藤仁訳)『不平等の再検討:潜在能力と自由』より
内発的発展論の系譜
●鶴見和子「内発的発展論の系譜」鶴見和子・川田侃編『内発的発展論』より
「生態学的安全」を問う
●綿貫礼子「『生態学的安全』を問う」臼井久和・綿貫礼子編『地球環境と安全保障』より
テクノロジー・環境・世代間の公平
●K. S. シュレーダー - フレチェット(丸山徳次訳)「テクノロジー・環境・世代間の公平」K. S. シュレーダー - フレチェット編(京都生命倫理研究会訳)『環境の倫理』より
―――――第4部 新しい環境政策・手法の展開―――――
予防原則の歴史と現代的意義
●T. O'Riordan and J. Cameron, "The History and Contemporary Significance of the Precautionary Principle," T. O'Riordan and J. Cameron eds., Interpreting the Precautionary Principle (J. オリオルダン = J. キャメロン〔村木正義・植田和弘訳〕「予防原則の歴史と現代的意義」)より
環境リスクの制御
●中西準子『環境リスク論』より
情報化時代の環境市民運動
●岡部一明『インターネット市民革命:情報化社会・アメリカ編』より
バルディーズ原則
●植田和弘「バルディーズ原則」植田和弘・落合仁司・北畠佳房・寺西俊一『環境経済学』より
環境会計と環境監査
●矢部浩祥「環境会計情報への拡張と会計監査の課題」『会計』第153巻第4号より
二つの環境会計
●國部克彦「二つの環境会計」『国民経済雑誌』(神戸大学経済経営学会)第110巻第6号より
グリーン電力制度の展開
●飯田哲也「グリーン電力制度の展開」『公害と環境』第28巻第4号より
公共事業政策の転換:USBRのケース
●ダニエル・ビアード講演,日本弁護士連合会公害対策・環境保全委員会編『川と開発を考える:ダム建設の時代は終わったか』より
―――――第5部 持続可能な発展とは何か―――――
停止状態について
●J. S. ミル(末長茂喜訳)『経済学原理』より
持続可能な発展に向けて
●環境と開発に関する世界委員会編(大来佐武郎監修,環境庁国際環境問題研究会訳)『地球の未来を守るために』第2章をもとにした礪波亜紀・植田和弘改訳より
「持続可能な発展論」の現状と課題
●森田恒幸・川島康子「『持続可能な発展論』の現状と課題」『三田学会雑誌』第85巻第4号より
定常状態の経済
●Herman E. Daly, "The Steady-State Economy," T. O'riordan and R. K. Turner eds., An Annotated Reader in Environmental Planning and Management (ハーマン・デイリー〔八塚みどり・植田和弘訳〕「定常状態の経済」)より

« 編集室の窓:『書斎の窓』2006年10月号に掲載 | トップページ | 受賞:『顧客志向の新商品開発』 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198678/16638384

この記事へのトラックバック一覧です: 本の詳細:『リーディングス環境 第5巻 持続可能な発展』:

« 編集室の窓:『書斎の窓』2006年10月号に掲載 | トップページ | 受賞:『顧客志向の新商品開発』 »

twitter

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Google+1

  • Google+1