« 受賞:『日本の性差別賃金』 | トップページ | 編集室の窓:『書斎の窓』2005年10月号に掲載 »

2005年8月31日 (水)

本の詳細:『リーディングス環境 第1巻 自然と人間』

淡路剛久・川本隆史・植田和弘・長谷川公一/編
『リーディングス環境』

→シリーズ情報はこちら

第1巻 自然と人間
2005年8月刊
A5判上製カバー付,406頁,定価 4400 円(税込 4620 円)
ISBNコード 4-641-07187-X

環境危機の深化とそれに対する人類の知的営みの進歩を扱い,人間の環境問題への関わり方・捉え方の変遷と現状を鳥瞰する。環境を考える基本的な視点が得られる重要論稿を体系的に精選・抜粋し編集解題を付した。

〈目 次〉
解題●川本隆史
―――――第1部 環境危機への警鐘と告発―――――
沈黙の春
●レイチェル・カーソン(青木簗一訳)『沈黙の春』より
技術と成長の限界
●ドラネ・H. メドウズ他(大来佐武郎監訳)『成長の限界:ローマ・クラブ「人類の危機」レポート』より
しのびよる公害
●宮本憲一「しのびよる公害」『世界』1962年12月号より
いのちの契約書
●石牟礼道子『苦界浄土:わが水俣病』より
水俣病にまなぶ
●原田正純『水俣病にまなぶ旅』,同『胎児からのメッセージ』より
環境の倫理
●E. O. ウィルソン(大貫昌子・牧野俊一訳)『生命の多様性』より
地球温暖化の実態と見通し
●WMO/UNEP IPCC(気候変動に関する政府間パネル)「第二次評価報告書/第一作業部会報告書」気象庁編『地球温暖化の実態と見通し:世界の第一線の科学者による最新の報告』より
有毒の遺産
●シーア・コルボーンほか(長尾力訳)『奪われし未来』より
歴史的環境の保存・再生の系譜
●木原啓吉『暮らしの環境を守る:アメニティと住民運動』より
―――――第2部 自然と人間の伝統的かかわり―――――
なわばりの文化史
●秋道智彌『なわばりの文化史』より
近代のなかの森と国家と民衆
●三井昭二「近代のなかの森と国家と民衆」内山節編『《森林社会学》宣言』より
エコノミーとエコロジー
●玉野井芳郎『エコノミーとエコロジー』より
神社合祀問題関係書簡
●南方熊楠『南方熊楠随筆集』より
衣食住の基本問題
●ヘンリー・D. ソロー(真崎義博訳)『森の生活:ウォールデン』より
ケンタッキーの森と洞窟
●ジョン・ミューア(熊谷鉱司訳)『1000マイルウォーク 緑へ』より
―――――第3部 社会科学における環境研究の源流―――――
人口の原理
●ロバート・マルサス(高野岩三郎・大内兵衛訳)『初版 人口の原理』より
大工業と農業
●カール・マルクス(マルクス = エンゲルス全集刊行委員会訳)『資本論』より
社会的限界純正産物として期限会純正産物との乖離
●A. C. ピグウ(気賀健三訳者代表)『ピグウ厚生経済学』より
社会的費用の問題
●ロナルド・H. コース(宮沢健一他訳)『企業・市場・法』より
政治経済学的接近
●都留重人『公害の政治経済学』より
公害と地域社会
●福武直「公害と地域社会」『東京大学公開講座7公害』より
産業公害と住民運動
●飯島伸子「産業公害と住民運動:水俣病問題を中心に」『社会学評論』81号より
公害問題と法律学
●戒能通孝(編)『公害法の研究』より
公害法の現状と展望
●加藤一郎(編)『公害法の生成と展開』より
―――――第4部 環境をとらえる視点―――――
環境世界
●ヤーコブ・フォン・ユクスキュル = ゲオルク・クリサート(日高敏隆・野田保之訳)『生物から見た世界』より
経済学の神話
●ニコラス・ジョージェスク - レーゲン(小出厚之助他編訳)『経済学の神話』より
宇宙線地球号の経済学
●ケネス・E. ボールディング(公文俊平訳)「来たるべき宇宙船地球号の経済学」『経済学を超えて 改訂版』より
社会的共通資本の概念
●宇沢弘文「社会的共通資本の概念」宇沢弘文・茂木愛一郎編『社会的共通資本:コモンズと都市』より
地域固有性
●ジョン・ラスキン(木村正身訳)『ムネラ・プルウェリス:政治経済学要義論』より
環境社会学の背景
●C. R. ハムフェリー = F. H. バトル(満田久義他訳)『環境・エネルギー・社会:環境社会学を求めて』より
環境法の基礎
●淡路剛久「環境法の基礎」阿部泰隆・淡路剛久編『環境法 第2版』より
食料生産と地球環境問題
●荏開津典生『「飢餓」と「飽食」:食料問題の12章』より
人口が爆発する!
●ポール・エーリック = アン・エーリック(水谷美穂訳)『人口が爆発する!:環境・資源・経済の視点から』より
―――――第5部 環境学としての自覚―――――
環境容量の経済理論
●A. V. クネーゼ = R. U. エイヤーズ = R. C. ダージュ(宮永昌男訳)『環境容量の経済理論』より
環境経済学の課題
●植田和弘『環境経済学』より
エコロジー経済学に向かって
●R. Costanza and H. E. Daly, Toward an Ecological Economics, Ecological Modelling, Vol. 38(八塚みどり・植田和弘訳「エコロジー経済学に向かって」)より
環境社会学:新しいパラダイム
●W. R. Cotton, Jr. and R. E. Dunlap, Environmental Sociology: A New Paradigm, The American Sociologist, Vol. 13(長谷川公一訳「環境社会学:新しいパラダイム」)より
経験と生活環境主義
●鳥越皓之(編)『環境問題の社会理論:生活環境主義の立場から』より
環境社会学と政策研究
●長谷川公一「環境社会学と政策研究」環境経済・政策学会編『環境経済・政策研究のフロンティア』より
土地倫理(ランド・エシック)
●アンド・レオポルド(新島義昭訳)『野生のうたが聞こえる』より
自然に対する人間の責任
●J. パスモア(間瀬啓允訳)『自然に対する人間の責任』より
環境倫理の消滅?:モラルとルールの《つなぎ目》をめぐって
●川本隆史『21世紀フォーラム』第74号より
環境法および環境法学のフロンティア
●淡路剛久「環境法および環境法学のフロンティア」環境経済・政策学会編『環境経済・政策研究のフロンティア』より

« 受賞:『日本の性差別賃金』 | トップページ | 編集室の窓:『書斎の窓』2005年10月号に掲載 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198678/16581075

この記事へのトラックバック一覧です: 本の詳細:『リーディングス環境 第1巻 自然と人間』:

« 受賞:『日本の性差別賃金』 | トップページ | 編集室の窓:『書斎の窓』2005年10月号に掲載 »

twitter

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Google+1

  • Google+1