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2005年5月13日 (金)

本の詳細:『イギリス外交史』 細目次

佐々木雄太・木畑洋一/編
『イギリス外交史』

2005年4月刊
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 〈目 次〉

序 章 歴史としてのイギリス外交  ◆細谷雄一
       ――国際体制の視座から 
   1 イギリス外交とは何か
   2 国際体制とイギリス外交
   3 外交におけるバランス
   4 戦後世界と「三つのサークル」

第1章 イギリス外交の源流と伝統  ◆君塚直隆
       ――ナポレオン戦争からウィーン体制期まで
   1 「不実のアルビオン」からの脱却
   2 会議体制の定着と変容
   3 パーマストン時代の外交

第2章 パクス・ブリタニカから世界戦争へ  ◆松本佐保
       ――転換期のイギリス外交 
   1 イギリス外交と「ビスマルク体制」
   2 ソールズベリの外交
   3 「光栄ある孤立」から世界戦争へ

第3章 世界大戦の時代  ◆後藤春美
       ――1914~40年 
   1 第一次世界大戦の衝撃
   2 ヴェルサイユ体制と平和維持の模索
   3 1930年代の危機

第4章 両超大国の狭間で  ◆細谷雄一
       ――1940~56年
   1 第二次世界大戦から冷戦へ
   2 冷戦と国際危機
   3 戦争と緊張緩和

第5章 苦悩するイギリス外交  ◆橋口 豊
       ――1957~79年 
   1 新たな外交のアイデンティティを求めて
   2 帝国=コモンウェルスからヨーロッパへ
   3 ヨーロッパになり切れないイギリス

第6章  「鉄の女」の外交政策  ◆佐々木雄太
       ――1979~90年 
   1 サッチャー政権とフォークランド戦争
   2 サッチャー政権の外交課題
   3 冷戦・デタントと英米関係
   4 サッチャー外交の行き詰まり

第7章 欧州統合の深化を前に  ◆木畑洋一
       ――冷戦後の時代 1990年代 
   1 マーストリヒト条約をめぐる対立
   2 冷戦終結後の世界情勢とイギリス
   3 ブレア労働党政権の外交

第8章 混迷のなかの出発   ◆木畑洋一
       ――21世紀のイギリス外交 
   1 対テロ戦争とイギリス
   2 欧州統合をめぐる逡巡
   3 21世紀世界の中でのイギリス

   さらに読み進む人のために(文献案内)
   外務省創設以後のイギリス歴代首相・外相
   海外関係の省庁
   イギリス外交史を研究するための資料館案内
   関連年表
   事項索引
   人名索引

Column
   ① イギリス外務省の成立
   ② カースルレイとカニング
   ③ パーマストンと外務省
   ④ イギリス帝国の衰退をめぐる論争
   ⑤ 外務省改革と官僚権限の強化
   ⑥ 第一次世界大戦の起源をめぐる論争
   ⑦ 第一次世界大戦の記憶
   ⑧ 3人のチェンバレン
   ⑨ 宥和政策評価の変化
   ⑩「国際連合」創設をめぐる動き
   ⑪ アーネスト・ベヴィン
   ⑫ イーデンとダレス
   ⑬ ヴェトナム戦争をめぐる英米首脳間の対立
   ⑭ 帝国 = コモンウェルスとの新たな関係
   ⑮ サッチャリズム
   ⑯ テロとの戦い――"never, never give up"
   ⑰ イギリスのドイツ・イメージ
   ⑱ イギリス独立党(UKIP)
   ⑲ ブレアの外交政策決定スタイル

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