編集部員より:編集者5年生
会社に入ってもうすぐ5年経つ。その間に,20冊くらい本を出している。若手と言い張ることもできるが,本当の若手の方々はもうすぐそれを許してくれなくなるだろう。5年間で成長したことといえば,「この図はだいたい何センチくらいで作れそうだ」とか,「この単語にはルビを振らないと学生には読めないだろう」とかの判断ができるようになった。ほかには,世の中の多くの本に誤植が隠されている(かもしれない)ことを知った。「この本は売れそうだ」とか「この本はいつ頃に出せそうだ」という感覚は,残念ながらまだ身に付いていない。編集者としては本当はそれでは困るのだろうが。