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2004年12月26日 (日)

編集部員より:日々雑感

K.A.

 ここ数年,私たち書籍編集第2部には多くの新人を迎え入れています。彼・彼女らに背中を押されながら仕事に携わっているというのが現状です。新入社員の時の新鮮な気持ちを常に忘れずにいたいものです。

 思い起こせば学生時代,マーケティングの授業だったように思いますが,スーパー(コンビニ)では顧客が売り場を回遊するように商品の棚が構成されているという話を聞き,私たちは無意識のうちに情報操作されているところがあると感じたものでした。それならば情報の受け手ではなく,発信者の側に身を置いてみたいなと漠然と考えるようになっていました。

 ところで,新聞等マスコミといわれるところは情報の発信者としてそれなりの見識を持っているものと思います。しかし,氾濫する事件の深層,その構造を把握しているといえるでしょうか。もっとも,わが有斐閣でどのような見識を蓄積してきたか,明確な答を持たない自分自身に未熟さを痛感するばかりですが,次世代の人には答えられるだけの見識を築き上げていってもらいたいと思います。

 私たちはそれぞれの関心に基づいて編集活動に携わっていると思いますが,私にとっては偶然の要素が大きかったといえます。つまり例を挙げますと,京都大学に植田先生がおられ,たまたま近くにいた私が環境関係の書籍を手がけることになったということです。また大学の立地ばかりでなく,先生方とのちょっとした出会いが,本の成立に大きく関係していると思います。これまでの出版過程を振り返ると,その偶然的要素に不思議さを感じます。

 今後もさまざまな人との出会いを大切にして出版活動に取り組んでいきたいと思っている今日この頃です。

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