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2004年9月

2004年9月11日 (土)

編集部員より:一期一会 これまでの編集活動を振り返って

S.I.

 人間の社会生活において,また多くの仕事の遂行においてそうであるように,編集という仕事も人と人のつながりがその基本であり,著者とのネットワークが最も重要な要素のひとつであることは異論のないところであろう。

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2004年9月 2日 (木)

付加データ:『マクロ経済学・入門(第2版)』

12129x 福田慎一・照山博司/著
マクロ経済学・入門(第2版)
2001年3月刊

・ 刊行後の日本経済・世界経済の変化をふまえたデータのアップデートです。
  本書に収録されている図表の新しいデータを載せています。
 →図表データのアップデート(PDFファイル)  

(2004年9月2日更新)


※本書の第3版が2005年4月に刊行されています(『マクロ経済学・入門(第3版)』)。
 上記のアップデートは,第3版にほぼ反映されています。

2004年9月 1日 (水)

編集室の窓:『書斎の窓』2004年10月号に掲載

アテネ・オリンピックでの日本女性の活躍には目を見張るものがありますが,大きく見れば女性の社会的進出がその土壌をなしている,と言うのも過言ではないでしょう。しかし,その社会的進出の道程には厳しいものがありました。男女共同参画社会が謳われている今こそ,女性の歩みを見直し,今後を見据える営みが求められていると言えましょう。

7月に刊行された鹿野政直著『現代日本女性史』は,戦後から現在までを通した思想史家の書下し女性史です。そこでは,日本のフェミニズムの歴史的位置づけがなされるとともに,男性上位の企業社会の中で,悩み,もがき,抗ってきた女性たちの行動,思索が跡づけられ,意味づけられています。

また,進藤久美子著『ジェンダーで読む日本政治』は,市川房枝や環境運動家,女性官僚など,戦前から現在までの女性たちの運動や政治への取組みに焦点を当て,近年の女性の政治参画の進展は,政治にジェンダー複眼の視座を組み入れ,新しい共生の政治文化を生み出すことを検証しています。

定評ある『女性のデータブック』も、第4版が年内に刊行されます。あわせてご一読,ご活用下さい。 (I)

*弊社のPR誌『書斎の窓』(月刊)に掲載されている,当部の近況案内「編集室の窓」を転載しました。

お知らせ:New Liberal Arts Selection シリーズ刊行開始!

Arts_logo_5高度に専門的な知識を駆使するために必要な,現代人と現代社会に対する全体的な洞察力を養うための,古典的「教養」の枠を超えた大学テキストです。
 
当該分野を専攻する1年生が初めて出会う専門科目の教科書として,また2~4年生が折にふれひもとく基本書として,さらに諸分野の大学院に進む学生にとって必須の新しい教養書として,大学4年間,手元に置いてくりかえしお読みください。

本シリーズの特長
(1) わかりやすく,親しみやすい [平易,明快で興味深い]
(2) 懇切丁寧で,独習できる [懇切,丁寧で徹底]
(3) 信頼できる,定番となる [標準的かつ新規]
(4) 豊富な内容を盛り込む [専門教育に対応]
(5) 授業改善など先進事例に学ぶ [技法を開発]

A5判並製カバー付・横組・平均540頁
平均予価3300円 2色刷

◇ 第1回配本(2003年12月) 『政治学』
 政治学と政治のおもしろさを伝えたい

◇ 第2回配本(2004年3月) 『心理学』
 心理学と人間心理のおもしろさを伝えたい

【今後の刊行予定】
『社会学』 500頁 予価3200円 (2005年春刊行予定)
 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志/著

『経済学』(続刊)
 猪木武徳・吉川洋・小巻泰之/著

◆以下続刊

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