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2004年8月31日 (火)

特集:「新しい自治体の設計」全6巻,完結

2004年8月,完結!

新しい自治体の設計 《全6巻》

〔A5判並製カバー付/平均280頁〕
政治・経済・社会を統合する,人間の生活の「場」としての自治体をデザインする。政策分野別に編集され, さまざまな政策にそくして,立案→実行→評価のための新しい発想とツールを提案します。

Jititai

[編集委員]
 
  森田 朗 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
  大西 隆 (東京大学先端科学技術研究センター教授)
  植田和弘 (京都大学大学院経済学研究科教授)
  神野直彦 (東京大学大学院経済学研究科教授)
  苅谷剛彦 (東京大学大学院教育学研究科教授)
  大沢真理 (東京大学社会科学研究所教授)

[刊行にあたって]

  • 本講座は経済,政治,社会を統合していく「場」としての地方自治体,つまり国民国家に代わって,人間の生活の「場」を担う地方自治体をデザインしようとしている多くの人々のために編まれました。
  • 「自治体のデザイン」──それは分権型社会において地方自治体が打ち出す政策の設計といいかえてもよいでしょう。そのため本講座は,地方自治体の政策分野別に編集されています。つまり,地方自治体が主体的に企画する政策のシナリオを,全政策分野にわたって網羅することを意図しています。本講座を手にすれば,地方自治体関係者が政策を立案する際のヒントと基本的な視点が,分野別に眺められるはずです。
  • とはいえ,本講座が想定している読者は,地方自治体関係者に限りません。というのも,地方分権は国民の手の届く距離に,国民の意思決定空間を創り出すことを目的にしているからです。つまり、地方分権の目的は,人間の生活や社会を形成する国民の決定権限を強化することにあります。そのため本講座では地方自治体関係者に限らず,広く国民すなわち,NPOや企業,教育関係者などなど地域社会を構成するあらゆる人々に読まれることを願って,熱意を込めて編集いたしました。
    [巻構成](各巻の詳細情報へリンクがあります)

第1巻 分権と自治のデザイン ―ガバナンスの公共空間― 
       《森田 朗 責任編集》
 → 章構成と執筆者一覧
 → はしがき
第2巻 都市再生のデザイン ―快適・安全の空間形成―
       《大西 隆 責任編集》
第3巻 持続可能な地域社会のデザイン ―生存とアメニティの公共空間―
       《植田和弘 責任編集》
第4巻 自立した地域経済のデザイン ―生産と生活の公共空間―
       《神野直彦 責任編集》
第5巻 創造的コミュニティのデザイン ―教育と文化の公共空間―
       《苅谷剛彦 責任編集》
第6巻 ユニバーサル・サービスのデザイン―福祉と共生の公共空間―
       《大沢真理 責任編集》


[おすすめします]

  • 新しい発想と立案能力を探る地方政治のリーダーに
  • 柔軟でパワフルな実行能力を求める自治体職員に
  • 地域に生き,地域に育つ事業者・農商工団体の方々に
  • 医療・福祉・教育・芸術など,専門職集団のメンバーに
  • ユニークな生活感覚を活かす自治会やボランティア・グループに

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