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2004年6月

2004年6月26日 (土)

編集部員より:校正の楽しみ・苦しみ

T.A.

 校正という作業は「出版社が本を刊行するための多くの工程の最後に行う点検作業」で,「書物の表面的・内容的な誤りを直す作業」である。これを行うのは(1)専属の校正者,(2)編集担当者,(3)企業外部の個人・組織,であるが,出版各社ともそれぞれの事情でさまざまな体制をとっている。

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2004年6月 1日 (火)

編集室の窓:『書斎の窓』2004年7・8月号に掲載

小社の息の長いテキスト商品群のなかに「基礎知識シリーズ」があります。社会学,心理学,経営学等々,多くのジャンルで刊行されています。読者にとって必要な知識を,事典のような言葉としての解説ではなく,テーマを設定し,それを考える中で,学ぶべき概念・専門用語を有機的に理解できる,学習に大変有益なシリーズです。

このシリーズは,概念・用語の選定やテーマの設定などの編集作業,一定の字数の中で解説する執筆作業,正確さ・適切さを追求する校閲作業,多数の執筆者との連絡など,通常の単行本制作の数倍のエネルギー投入が必要です。そのため,新規の本のみならず改訂作業もなかなか進まず,読者からご要望・ご叱正をいただいておりました。そこで,このシリーズのアップデートを図りました。

その第一弾が,6月に刊行された『新・国際政治経済の基礎知識』です。21世紀の国際政治経済の理解に不可欠な163の基本テーマを,46名の第一線研究者が解説しています。次いで,経営史学会あげての『日本経営史の基礎知識』・『外国経営史の基礎知識』が,また改訂・新規本のご要望がひときわ高い心理学で『新・心理学の基礎知識』の刊行が控えています。ご期待ください。 (K)

*弊社のPR誌『書斎の窓』(月刊)に掲載されている,当部の近況案内「編集室の窓」を転載しました。

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